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情報リテラシー論 『第12回13回14回』

横田秀琳先生の講義12〜14回までをまとめて書きたいと思います。
テーマは「消費税に連動のEC市場」「画像認識技術と流出問題」「デマとセキュリティ対策」です。


近年ではクレジットカードが普及し、通販などでも利用者が44%になっているなど、電子商取引における決済手段ではクレジットカードがもっとも多くつかわれています。
しかしインターネット上でクレジットカードを利用することに不安を感じている消費者が存在することも事実です。不安要因の一つとして安全性に不安を感じている人が多いことがあげられます。
今後さらに活躍されていくと思われる方法なだけに、セキュリティ面での強化が必要となっていくのではないでしょうか。

また今回CtoCについてのお話もしていただきました。消費税増税後、いわゆるフリーマーケットのように個人から個人へ物を売り買いするアプリなどが増えてきているそうです。
さらに、TwitterやFacebookで呼びかければ簡単に貰い手が見つかります。このように今ではネット上で簡単に売買が出来るようになりました。
わたしたちにとってみれば、消費税がかかることなく欲しい物が手に入ることでメリットばかりのような気がしますが、裏をかえせば売買があるのに消費税が国に入らないということにもなります。
先生はこのことによる国の対策の必要性と、資本主義崩壊の懸念について話されました。税金が集まらなくなり結果的に私たちの生活に深くかかわることでもあるので改めて考えてみる必要があると感じました。


次に画像の流出問題について。今や一眼レフがなくてもだれでも簡単に写真を奇麗に撮影することが出来るようになっています。
スマホのアプリで加工することによって元の写真の印象とはだいぶ変わった印象にすることができます。
またPhotoshopを使用する事でさらにその加工の幅を広げることが出来ます。
授業中に先生からピザが女性になるという動画を見せていただきました。言葉の通りピザの写真を加工することで女性の姿に変身させるというものでした。
先生は修正したならば修正したことを明記するべきだとおっしゃっていました。このように加工が誰にでも簡単に出来る事は表現の幅が広がる良い事だとは思いますが、デマの画像に騙されてしまうという可能性もあります。そのような危険性があるという事を頭に入れておく必要がありますね。
さらに、先生は写真をネットにあげる時点で漏れることが前提だと考えたほうが良いと教えてくださいました。加工がより簡単に出来るようになってしまった分、著作権問題について考える必要性もありますね。
続いて画像認識システムについてですが、Googleが画像の説明文書を自動再生する技術が開発されたとのことでした。写真に写っているものを認識できるそうです。さらにFacebookでは顔認識技術により写真で人物のタグ付けを自動で行えるようになるなど技術の進歩には驚くばかりです。


デマとセキュリティ対策について。HPにアクセスすると相手側からはIPアドレス、スマホかパソコンからアクセスしているのかなどが見れるようになっています。これによって私たちの個人情報が侵害されることはないそうですが少し恐怖を感じてしまいます。
しかし私たちはHPを運用している人のドメイン情報を調べることが出来ます。『aguse』というサービスです。こちらに調べたいHPのURLを入力するとそのサイトがブラックリストに載っているか調べることができます。通販サイトや怪しいと思ったサイトにはこのようなサービスを利用することで事前に危険を回避する事ができます。これからは有効的に使っていきたいと思いました。
さらにドメインを取得するときのポイントについて。ドメイン名は同じものは使用することができません。そのため空いているドメイン名を探す必要があります。
しかし使いたいドメイン名が見つかったとしても一度WayBackmachineというサイトで確認したほうがよいとのことでした。以前そのドメイン名を使っていたサイトの評判が悪かった場合、後に作成した自分のサイトもその影響をうけてしまう可能性があるからです。ドメイン名取得の際には気をつけたいです。
次に先生はパスワードを決める方法についてもお話してくださいました。
まず、英語と数字を混ぜて8文字以上(最低でも6文字以上)。生年月日や名前など本人から特定しやすいものは避けるなどです。パスワードは自分が覚えやすいものが一番ですが、あまりにも簡単なものは危険だということですね。
またFacebookによって起きうる恐ろしいお話も聞きました。なりすましです。Facebookの場合、表示される名前と写真が一致した場合本人だと信用してしまう可能性が高くなります。Facebookをしていない人はなりすましを防ぐため、リアルで繋がっている友人に「Facebookは絶対にしない」と言っておいたり、とりあえず自分のアカウントを作っておいたりするなどの対策が必要とのことでした。
このようなトラブルを引き起こさない為にもリアルでの繋がりをもっと大切にしなければと改めて感じました。
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情報リテラシー論 『第9回10回11回』

横田秀琳先生の講義9〜11回までをまとめて書きたいと思います。
テーマは「様々な動画とネット配信」「ラジオと音声認識技術の進化」「新聞・雑誌離れと電子書籍」です。


私たちの身近にある動画サイトといえばYouTubeがあります。
今回はこのYouTubeについて興味深いお話を聞かせていただきました。YouTubeに著作権違反をした動画を配信するとYouTube側からテストが来るというものです。著作権に関する動画を見せられたあと著作権についてのテストがあります。
またそれでも著作権違反の警告が三回来るとアカウントと全動画が削除されるとのことでした。著作件の問題は私たちにも身近なものなので注意する事が必要です。
またYouTube以外の動画サイトについてのお話もしていただきました。韓国のPANDORATVや、中国の影音PPSはサイトやアプリからでも日本のテレビ番組が閲覧可能になっています。
これは日本の法律で裁けないとのことでした。このように海外サーバーは日本の法律では裁けません。
しかしメールアドレスの「.jp」「.com」などのドメインネームの管理を政府も関わるべきだとする報告書が2014年9月29日に総務省の「ドメイン名制作委員会」でまとまりました。

また、iPhoneにTVチューナーを取り付けることでテレビを見る事ができたり、ネットで視聴する事ができるようになったりしたためテレビ離れが進んでいます。
そのような中2013年3月31日にアナログ放送は終了となり、地上デジタル放送が開始されました。地デジには「dボタン」があり、ただテレビを見るというだけでなく実際に参加できるということが魅力です。これにはテレビ離れを阻止するという狙いもあるようです。


10回目の講義ではラジオや音声認識技術についてお話をしていただきました。授業の中で2011.3.11東日本大震災の際に注目されたAMニッポン放送のラジオを実際に聞きました。
地震が発生したにも関わらず落ち着いた対応をとっており、AMニッポン放送はそのあと62時間CMなしの特番対策を取ったとのことです。
また、長岡市の企業から防災用のラジオが開発されました。緊急放送受信時に最大音量で緊急放送が流れます。このように緊急時に少しでも早く連絡を取り合える環境ができることは、災害時とても大切なことだと思いました。またこのような設備を自治体が活発的に動き、取り入れることが大事なのではないでしょうか。
次に音声認証技術について。マイクに向かってメロディを入力することで該当する曲を探し出してくれる「SHAZAM」というアプリや、バーチャルで音声を歌わせることが出来る「初音ミク」など、様々な点で音声技術は活躍しています。
CMでも最近多く見かけますが、Googleの音声検索はとても便利です。「(行きたい場所)への経路」などと声に出すだけで周辺の地図や電車の時刻などがわざわざ打ち込む必要も無く簡単に表示されます。スマホの普及とともに音声検索は私たちの身近なものとなっているように感じます。
最後に新聞、雑誌についてです。近年では電子書籍も身近なものになってきました。わたしが今回驚いたのは、小学館から発行されていた小学◯◯生シリーズが今はもう、小学一、二年生以外休刊になっているということです。少年ジャンプなどの人気雑誌もweb化していますし、雑誌離れを感じます。そんな中で独自の工夫を凝らし生き残っている書店のお話もありました。北海道砂川市にある「いわた書店」の「一万円選書」というサービスです。これは職業やよく読む雑誌などの簡単なアンケートに答えると、そのアンケートをもとに推測し、一万円分のおすすめの本を送ってもらえるというシステムです。本は読みたいがどれを読んだらいいか分からない時などに助かりますし、どのような本が送られてくるのかというわくわく感があり私もためしてみたいと思いました。そのほかにも「本を読みながらビールを飲める」、「毎日著者のトークイベントが開催される」などの独自の戦略で書籍離れのなかでも生き残っている書店もあるとのことでした。
紙だからこそ感じる事ができる本の良さもありますし少し寂しさを感じてしまうお話でした。

情報リテラシー論 『第6回7回8回』

横田秀琳先生の講義6〜8回までをまとめて書きたいと思います。
テーマは「多様な連絡手段のインフラ化」「位置情報で激変した生活習慣」「テレビの衰弱と動画メディア」です。

今回特に興味深かったのは迷惑メールについてです。
迷惑メールには私の周りにも悩まされている人がいます。さて、迷惑メールのきっかけはさまざまあります。
予測されやすいメールアドレスを使っていたり、迷惑メールに書かれていた返信先にアドレス配信停止メールを送ってしまったり。
さらに恐ろしいことにインターネット上にはメールアドレスを収集して回るロボットがあるそうで、一度把握されてしまうとそこから業者に売られ広まってしまうとのことです。
インターネット上には軽卒にメールアドレスは載せてはいけないことが分かります。

また自分がメールを送信する際についての注意も教えていただきました。まず、メールに添付ファイルは使わないこと。添付ファイルからウイルスが感染してしまう恐れがありますし、容量の大きなファイルはメールサーバーへ負担がかかり、メールを受信出来ないケースがあるからです。
相手側から添付を希望された場合は、圧縮ファイルのZip形式などでサーバーへの負担を軽減するなどの配慮が必要となります。


次に位置情報についてです。GPSは昔アメリカの軍隊で使われていたシステムだそうです。地図やナビなどでわたしはいつも助けてもらっています。
しかし便利な反面、意外なところから自分の位置が特定されてしまうという危険性もあります。
スマホやデジカメで写真を撮影する際Exif(イグジフ・エグジフ)情報が記録されます。この写真をブログなどに投稿するとそこから位置が特定されてしまい、ストーカー被害など悪用されてしまう可能性もあります。位置を特定されたくない場合には設定から位置情報サービスをオフにするなどの対処が必要ですね。

また今回の講義でLINEから自分の位置を相手に送る方法がある事を知りました。下にある+マークを押すと「位置情報を送信」の欄があります。これでもし友人とはぐれてしまったときも簡単にお互いの居場所を共有することができます。彼氏の居場所を知る事が出来るアプリや、車やスクーターを簡単にレンタルできるアプリなど、GPSは便利なことも多いため適切に使うことが大事です。


今までにもインターネットやスマホの普及に伴って様々な変化の例を書いてきましたが、この影響はテレビにも影響が出ているとのことでした。テレビのニュースを見るよりも自分の知りたいジャンルだけスマホで調べて済ませてしまっている人が増えているのでしょうか。
最後に「効いたよね、早めのパブロン」の話について。このキャッチコピーは風邪をひいてしまったら病院に行くので、その前にこの商品を買わせたいという狙いがあるとのことです。わたしはいつのまにやら洗脳されていたようです。商品を売る為に様々策略があるのですね。

情報リテラシー論 『第3回4回5回』

横田秀琳先生の講義3〜5回までをまとめて書きたいと思います。

テーマは「ソーシャルメディアの台頭」「スマートフォンの普及と課題」「キュレーションの必要性」です。
TwitterやFacebookなどわたしたちが日常からよく使っているものの講義だったのでとても関心がわきました。

今回エジプト政権を崩壊させたソーシャルメディアのお話がありました。
簡単にまとめさせて頂くと、
【五人以上の集会での政府批判が禁止→Facebookで人を集める→百人以上の人が集まる→デモの様子をユーストリームで配信→YouTubeで録画したものを配信→Twitterで拡散】というものです。
それぞれのソーシャルメディアの特徴を上手く活かしたことがこの結果に繋がったとのことでした。
特徴とのことでTwitterとFacebookについて例があります。Twitterは他人との交流が多くさらには匿名ということもあり、親しい人とは話しづらい悩みなどが話しやすいという特徴があります。
対してFacebookには実名で登録されるため、実際の友人だからこそ話せる相談ができるという特徴があります。わたしもTwitterは使っていますが、自分の意見や趣味が合う人と話が出来る反面、他の人の意見は受け入れない、見ようとしない、などの傾向があると思います。こういったソーシャルメディアの特徴を理解し、使い分けていく事も大事だと感じました。


次にスマートフォンの普及についてです。わたしはガラケーから今のスマホに変えて2年になります。私たちが高校に入学した当時は周りの多くはガラケーだったと思うのですが、ここ数年でスマホを持つ人が増えたように実感しています。
スマホでは多くのアプリがあり従来のガラケーに比べ様々ものの代用にもなります。地図機能や書籍を読めたり、カメラの充実、クレジットカードなどその機能は様々です。またガラケーよりもLINEやSkypeを用いることで連絡手段も増えました。
しかし便利な反面、手放せなくなり依存してしまう危険性もあります。わたしも数年前に比べ格段にスマホに触っている時間が増えました。頼りすぎず上手にスマホとつき合っていきたいです。


続いてキュレーションの必要性についてです。まずキュレーションとはなんなのか。キュレーションとは情報を選び集めて整理すること、とのことです。聞き慣れない単語でしたが「NAVERまとめ」「togetter」などがそれにあたるそうです。これならばわたしにも馴染みがあります。必要な情報を集めておくことで、膨大な量の情報から的確に情報を得る事ができます。どんどんと溢れていく情報のなかで、今はキュレーション能力が重要となっていくのですね。

情報リテラシー論 『第1回2回』

横田秀琳先生の講義1〜2回までをまとめて書きたいと思います。
テーマは「インターネットの歴史」および「検索エンジンの歴史」です。


今や世界中にあるWebサイトは10億以上、ネット人口は29億人。
想像も出来ないほどの数字ですが、世界へ初めてWebサイトが公開されたのは1993年の4月30日、『world wide web』なのだそうです。
この頭文字をとって今『www』が使われているということです。

しかし今からたった約20年ほど前だと考えるとインターネットの歴史はまだまだなのですね。
まだまだといってもこの数年で私も実感出来るほどの急速な変化を遂げているのも事実です。
ほんの数年前までは『ガラパゴス携帯』いわゆる『ガラケー』が主流だったのに対し、今となってはスマートフォンを手放せない人たちが増えているのではないでしょうか。
実際、ガラケーの頃と比べるとやはりスマホの利便性から手放せなくなってしまいます。それでもガラケーの良さを個人的には感じていましたので、この時代の流れの早さには少し寂しさを感じます。


次に検索エンジンの歴史です。
先ほど書かせて頂いた通り、世界には今や10億を超えるWebサイトがあります。爆発的に増加するWebサイトに対応するために検索エンジンは欠かせないもので、検索エンジンも急速に変化しているとのことでした。
私は気づいたときからキーワード検索を使っていたのですが、Yahoo!は最初カテゴリー検索が主だったと知り時代の流れを感じました。
私が驚いたのは、Googleで検索される20%が初めて検索される言葉だということです。確かに私もまず分からない言葉があれば、スマホのGoogle検索で調べることがあります。わざわざ辞書を開かなくても簡単に欲しい情報が手に入る時代なのですね。
ここで重要なのは、この情報に依存しすぎていないかということです。簡単に欲しい情報が手に入る変わりに、私たちはそこに書かれている情報だけを鵜呑みにし、自分では考え無くなってしまっているのではないでしょうか。先生の自分の頭で考えようという言葉は私にとって突き刺さるものがありました。
急速に移り変わるネット社会に翻弄されるのではなく、使いこなせるようにならなければいけないのですね。
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